お知らせ
Information
熊本応援セミナー(9月18-19日)
熊本でアルゴリズムレベルトレーニングとパートナー講座を開催します。
熊本・大分在住の方は、特別割引で講座に参加できます。
日程とお申し込みはこちらから
主催:一般社団法人日本TFT協会
共催:国際連合世界人道促進機構(UN-WHF)
国立病院機構熊本医療センター「平成28年熊本地震にかかわる二の丸ストレスケアチーム」
支援者のセルフケアサポートチーム:熊本
対象:対人援助職・それを支援する職種の方
場所:国立病院機構熊本医療センター
2階 研修センターホール
内容:平成28年9月18日(日):TFTパートナー
平成28年9月18日&19日:TFTアルゴリズム
午前10:00(2日目は9時) ~ 午後5:00
費用:1日講座 TFTパートナー 5,000円(15,000円)
2日間 TFTアルゴリズム 10,000円(38,000円)
※資料代込み
※熊本・大分在住の方の費用。( )は県外からの方。
※家屋が全壊または半壊の被害を受けた方は無料
TFT(思考場療法)の活用について
1.TFT(思考場療法)とは?
特定の体験や記憶に対して起きるストレスや不安、疲労感、体の痛みやコリなどを鍼のツボを指でタッピングすることで改善する心理療法です。
子どもから大人まで自分でできること、言葉がなくてもできること、副作用がないことが特徴です。
2.TFTの効果
米国政府機関に以下の点に効果があるプログラムとして登録されています。
・ 個人のレジリエンス・自己概念
・ 自律
・ トラウマ・ストレス関連の障害と症状
・ 抑うつとうつ症状
・ 一般的な機能と健康
・ 恐怖症、パニック、全般性不安障害とその症状
・ 特定不能およびその他のメンタルヘルスの障害と症状
3.TFTの活用
TFTは不快感を焦点にして、タッピングでツボを刺激することで脳に信号を送り、過剰な警戒状態や不安を軽減すると考えられており、就寝前に行うことで睡眠の質を改善します。
1〜2分ほどの完結型の手順で即効性があるため、「心のマキロン」のように用いることができ、一度覚えていただければ自分で継続的に行えます。
また、コミュニティで共有できるテクニックですので、家族や学校でも行え、援助者自身もセルフケアしながら、より多くの人に支援を届けられます。
頭ではわかっていてもコントロールしにくい感情や体に起きる不快感に作用するので、早期の段階で用いることで、特に子どもでは潜在化しやすい不安やストレスを軽減でき、自己コントロール感、レジリエンス(回復力)を高めます。
4.災害・医療への人道支援活動
- 紛争(コソボ、ルワンダ、ウガンダ)
- 人災(ロシア・ベスラン学校占拠事件、佐世保銃乱射事件)
- 水害(米国ハリケーンカトリーナ、メキシコ、チリ)
- 地震(ハイチ・東日本大震災・チリ)
- マラリア治療(タンザニア)
5.参考サイト
https://www.jatft.org/stress-caring.html (一般社団日本TFT協会:災害時に使える手順を図と動画で公開しています。)
https://tfttraumarelief.com/ (世界15カ国語で手順が公開されています)
http://www.tftfoundation.org/ (TFT財団公式サイト)