お知らせ Information

島根西部地震における被災地支援活動報告

メンバー

笠置 佳央:セミナー講師(現地)

 

5月5日(土)

場所・対象

テーマ・内容・講師・協力機関等

活動1

12:30~

13:00

大田市災害ボランティアセンター

視察・状況確認

活動2

14:00~

16:00

スカイホテル大田

小ホール

 

7名参加

主催:(社)日本TFT協会

講師:笠置 佳央

テーマ:ご家族・地域のための

「気持ちが落ち着くつぼと呼吸法」

活動3

5/6(日)

06:00~

06:15

NHK総合CH

ニュース番組放送

NHK松江放送局(中国地方版)

ニュース・報道にてセミナー開催時の

取材内容が放送

 

セミナー参加者は、DPAT(精神科)、Ns、看護学生、特別支援学校教諭、一般の方がご参加いただきました。受講の目的として、地震後に音などに過敏になったり、フワフワした感じがまだ残っている、不安な気持ちがおさまらないなどのコメントがあり、そのために何か対処が出来る方法を知りたかったという意見が聞かれました。

セミナーの内容は、地震後に想定されるストレス反応のことや、TFTの紹介、TFTで対処できること、HRV呼吸法のワーク、家族や地域で取り組めることなどの紹介。また、ストレス・不安に効果があるアルゴリズムの紹介とトレーニングを繰り返し行いました。早速、その場でSUDが下がり、身体が緩む感じがするなどのコメントもありました。「つぼトントン」のチラシも配り、子どもたちの落ち着きを取り戻すためにも活用したいなどのコメントもいただきました。当日は、NHK松江放送局が取材に来られて、翌朝のニュース番組でセミナーの様子などが放送されました。

震源となった大田市は、世界遺産の石見銀山がある人口3万人強の、静かな田舎町です。突如襲った自然災害で、急に様々なことに対応しなければいけなくなり、約一月間緊張状態が続いていたのであろうと想像しました。これからの震災復興は地道な道のりになろうかと思われます。TFTをセルフケアのみならず、HRV呼吸法も使いながらレジリエンスアップにも役立てていただければと思います。末筆になりましたが、被災地の皆様には一日も早く元の生活を取り戻していただくことを願っています。

(文:笠置佳央)

2018年06月05日

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